女性ホルモンのエストロゲンには、脂肪を燃焼してエネルギーの消費を促す働きや、悪玉コレステロールを
抑える働き、骨にカルシウムを蓄積して骨を丈夫にする働きがあります。そのため更年期で卵巣機能が衰え
女性ホルモンの分泌が低下すると、脂肪が燃えにくくなり、肥満になりやすい。またコレステロールが増加
して、血圧が上がり動脈硬化などの生活習慣病になりやすい。また骨量が減って骨粗鬆症になりやすいです
以上のことを気をつけましょう。
人の身体の成分は水分、骨や筋肉などの固形成分と脂肪です。水分が50~60%、固形成分20~30%
脂肪15~25%の割合とされています。増えすぎた体脂肪を効果的に落とすには摂取するエネルギー量より
消費するエネルギーを増やすこと。体脂肪の量が基準値を超えている場合は摂取エネルギーと消費エネルギー
を調整することで体脂肪の量を調整することが難しいと言われています。だからと言って食事の量を減らすの
はあまりお勧めできません。摂取エネルギーが少ないと飢餓状態と勘違いして、脂肪を溜め込むように体質を
変...
更年期になると、基礎代謝量が低下してきます。その上、動くことが少なくなって運動量も減ってきます。
若い時と同じぐらい食べていると摂取エネルギーが消費エネルギーを超えてしまうので、肥満となって現
れるのです。肥満は美容上の問題だけでなく、生活習慣病の原因となることもあります。肥満ぎみだから
と言って食べる量を減らすと、健康を害するおそれがあります。栄養のバランスを崩さないで、自分の体
重や生活にあわせたエネルギーを摂取することが大切です。ダイエットするなら1カ月に2~3㎏減のペ
ースにします。
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